セメント袋や小麦粉の袋に代表される「重袋」の印刷には、溶剤性のインキや油性のインキが使用されます。現在一般的な凸版の製版に使用される樹脂版では、印刷中に版が膨潤(ぼうじゅん;ふくらんでしまうこと)したり、画像が欠けたりして、長もちしません。
よって、版の耐久性の面から、一部の印刷会社では、ゴムを成形してつくる「鋳造版」が使用されています。しかし、この版は製版の作業工数が非常に多く、金額的に割高です。
この問題を解決します
弊社の「レーザー刷版」(深彫、重袋用)を御使用ください。
特徴
1. 材質は、
「油性インキ用」と「溶剤性インキ用」とを用意しています。
2. 他の版式に比較して、
白抜き線画部が深く、インキの目詰まりをおこしにくいよう、かつ磨耗に強いよう設計されています。
3. 鋳造版より製版工数が少なく、よって
短納期対応でき、安価です。
4. 版下を
画像データで保管します。よって、再版がスムースです。