ヨーロッパではメジャーなフレキソ印刷 (1998年6月3日)

この文章をお読みの方は、まずほとんどが業界人でしょうから取り立てて説明することでは無いのでしょうが、「フレキソ」の4文字を「ふれきん」と読んでしまうかたが、日本では意外と多いような気がします。この日本ではマイナーなフレキソ印刷も、ヨーロッパでは、オフセット印刷に次ぐメジャー名印刷方式なんです。下表は、「ヨーロッパに於けるパッケージ印刷方式別比率」の1997年の実績を表すグラフです。日本フレキソ技術協会発行の会報第33号に掲載された、ドイツデュポン社サイレルビジネスマネージャー、ピーターW・ドームズ氏の公演の要約資料の転載で、デュポン社の御好意により掲載させて頂きました。



このデータは、パッケージの出荷枚数ベースなのか、出荷面積ベースなのか、それともその他の指標ベースなのか、私の手許の資料では比率の根拠が判りません。しかしながらひとつ言えることは、ヨーロッパのパッケージ印刷分野では、フレキソってメジャーだなぁ...ということです。

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